- 機嫌の悪い人がいると気になってしまう
- 「気にしすぎる・真面目すぎる」といわれる
- 小さなことに気づくため、仕事に時間がかかる
- 人と長時間一緒にいると、疲れてしまう
こんなことありませんか?
わかる!周りの人が気づかない小さな変化を感じ取ってるというか・・
もしかしたら、それは「繊細さん(HSP)」の気質が関係してるのかも?
こんにちは、おなみです。ご訪問ありがとうございます。
私自身も去年、33歳にして自分が繊細さん(HSP)であると自覚しました。
まだまだHSPが広がったのも最近で「自分はHSPなのかな?」「HSPって病気?治るの?」など疑問に思ってる方も多いではないでしょうか。
HSPの特徴を理解することは、自分自身や身近な人を理解する上で役に立ちます。
そこで今回は、繊細さん(HSP)の特徴・診断・対処法を一緒に学んでいきましょう^^
- HSPの気質とは何か
- HSPの4つの特徴
- HSPセルフチェック診断
- HSPと気づいた時の対処法
繊細さん(HSP)という言葉を始めて聞いた人にもわかるように、わかりやすく体験談も交えながらお話します。是非最後までお付き合いくださいね。
自分や他人を受け入れるヒントを見つけましょう〜!
※この記事はあくまで、HSP関連の書籍と実体験をベースにしています。心理学の研究や学術的な見解でありません。読みものとして参考程度にしてくださいね。
もくじ
繊細さん(HSP)とは、生まれ持っての気質
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称です。アメリカの心理学者・エレイン・アーロン博士が提唱した概念です。
感受性が強く、周りの人が気づかない小さな変化を感じ取る気質の持ち主のことです。
- 人種や性別に関係なく、およそ5人に1人の割合で存在する
HSPは病気・障害ではなく、生まれ持っての気質です。
薬を飲んだり、治療して直そうとするものでなく「日常生活の中でどう付き合っていくか」が重要になります。
気質って?
気質は、背が高いのように自分で変えられないもの!
繊細さん(HSP)の4つの特徴
HSPの提唱者であるエレイン・アーロン博士は、繊細さん(HSP)には、次の4つ性質が全て備わっているといいます。
- ものごとの考え方が深い:Depth of processing
- 刺激を強く感じやすい:Overstimulated
- 共感しやすい:Emotional reactivity and high Empathy
- 感覚が鋭い:Sensitivity to Subtleties
人目が気になる、自分に自信がない、不安を感じやすい=【HSP】ではないんだね!
2、3個の場合は「内向的な人」にあたるんだって
【特徴1】ものごとの考え方が深い
- ものごとを深く考えるため、行動するまでに時間がかかる
- 1を聞いて10を想像する力を持っている。深く物ごとを掘り下げることができる
- 時に「考え過ぎ」と言われてしまうこともある
深く考えられるからこそ、準備ができたり、相手を思いやれるという面もあります
私は深く考える自分を自覚して、【HSP】脳内作戦会議が止まらない!思考を鎮める対策7選!を実践しているところです。
【特徴2】刺激を強く感じやすい
- 大きな音に過剰なほど驚いてしまう
- 楽しいイベントの前日に眠れないなど「自分の内面」からの刺激も受ける
- 人と過ごす時間は楽しいが、気疲れしやすく帰宅後どっと疲れる
- 些細な一言をいつまでも気にしてしまう
直感で、自分に合うものがわかるといった良さもあります
私は、手術看護師をしていました。だけど、まさに刺激の連続で思ったように仕事ができませんでした。
そのあたりの話は【看護師をやめた話】毎日ゴルゴみたいな顔していたあの頃の自分へでお話しています^^
【特徴3】共感しやすい
- 映画やニュースに感情移入して、自分ごとのように喜んだり、悲しんだりする
- 人が怒られていると、自分も気分が落ち込んだり傷つく
- 相手の機嫌、気持ちの変化にすぐ気づく
人の喜びを、自分の喜びのように嬉しく感じる良さもあります
私は「火垂るの墓」を見ると三角座りしてズーンってなっちゃうほど共感力が高いです😂
だけどその反面、【繊細さんママ】抱っこには終わりがあると体感した話で話しているのですが、ささいな一言に感動したり心があったかくなることも多いのです。
「共感することをポジティブにとらえるにはどうしたらいいだろう?」そんな方は私が実践している【HSP】共感は無料でできるプレゼント!メリット&伝え方3選!も参考にしてみてください^^
【特徴4】五感の感覚が鋭い
- 冷蔵庫の音など些細な生活音が気になる
- 豆電球の光が気になって眠れない
- 肌触りのいい服を好む
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の敏感さは人によって様々です。
その鋭さを使って、深く味わうこともできすよね。
私は特に視覚に繊細です。
マイホームを建てる時、スッキリシンプルにとこだわったのもそのためだ。と後になって気付きました。
もう少し具体例を知りたい!という方は、【具体例】HSPの判断方法は?4つの特性DOESを私バージョンで解説!も参考にされてみてください^^
HSP自己診断セルフチェック
ではでは、アーロン博士によるHSP自己テストをやってみましょう〜!
次の質問に感じたまま答えてください。
少しでも当てはまるなら「はい」
あまり当てはまらない、全く当てはまらない場合は「いいえ」
当てはまる数を数えてくださいね^^
自己診断テスト─
- 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
- 他人の気分に左右される
- 痛みにとても敏感である
- 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃げられる場所に引きこもりたくなる
- カフェインに敏感に反応する(コーヒーを飲むとすぐ眠れなくなる)
- 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
- 豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい
- 騒音に悩まされやすい
- 美術や音楽に深く心動かされる
- 他人に対し、とても良心的である
- すぐにびっくりする(仰天する)
- 短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
- 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれは快適になるかすぐに気づく(たとえば電球の明るさを調節したり、席を替えるなど)
- 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
- ミスをしたり、物忘れをしたりしないようにいつも気をつける
- 暴力的な表現のある映画やテレビは見ないようにしている
- あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
- 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
- 生活に変化があると混乱する
- デリケートな香りや味、音、音楽を好む
- 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
- 仕事をするとき、競争させられたり観察されていたりすると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
- 子どもの頃、親や教師に「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
出典:講談社『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
12個以上当てはまると繊細さん(HSP)の可能性が高いようです。
しかし、例え「はい」が1つ2つでもその度合いが極端に強ければ、そんなあなたも繊細さんかもしれません。
私は、17個あてはまりました。
身近な人と一緒にやって、お互いを知るのもおすすめですよ♪
繊細さんが幸せに生きるためのポイント3選
気づいたあとはどうしたらいい?治せるの?
「治す」のではなく、「受け入れる」が大切^^
本当に大切なのは、自分がHSPか診断することではないと私は思うんです。
自分自身の感受性、人との違いを知って、それを受け入れて、どう対処していくか。そこに価値があると思うんです。
ここからは、自分を受け入れて生きやすくなるヒントを3つご紹介します。
生きやすくなるポイント1【繊細な自分を受け入れる】
まわりの人が気づかないささいなことに気づく。あなたが持つ繊細さは性格上の課題ではありません。
「ただ繊細に生まれついた」という気質なのです。
「繊細さんの本」:武田友紀著
今まで「気にしすぎる自分を変えたい」「人より疲れやすい自分が嫌だ」そんな風に思っていませんでしたか?私はずっと思っていました。
だけど、変わろうとしなくっていいんですって。生まれ持っての気質だから受け入れていいんですって。
まずは、自分を変えようとせず、受け入れることがとても大切
私は「繊細さんの本」に出会って、「あぁ、自分みたいに感じている人が他にもいるんだ」とホッとしました。
あるある〜!と共感しながら、どう対応していったらいいのか具体策をたくさん教えてくれる一冊です。
著者の武田友紀さん自身もHSPで、HSP専門カウンセラーをされています。
そのため気持ちに寄り添った優しい文章で、読み終わると明るい気持ちになれますよ〜♡
生きやすくなるポイント2【刺激を少なくする工夫をする】
繊細さんに必要なのは、「気にしない」という言葉ではなく、気づいたことにどう対処いたらいいのかという、具体的な対処法なのです。
「繊細さんの本」:武田友紀著
五感からの刺激を物理的に減らすことで、疲れることをぐっと減らせます。
視覚:アイマスク、伊達メガネ、部屋をシンプルにする
聴覚:ノイズキャンセリングイヤホンをする
触覚:心地よい素材で肌を覆う
嗅覚:マスクをする、好きな香りのハンドクリームをつける
味覚:添加物の少ない食べ物を買う
刺激を予防して穏やかに過ごしましょ〜!
お友だちに教えてもらって最近買った【極上はちみつ紅茶】はまさに、嗅覚・味覚を癒してくれる贅沢な逸品でしたよ〜♡
封を開けた瞬間、紅茶茶葉の香りと甘い蜂蜜の香りが漂って、一口飲むと砂糖を入れてないのが信じられないくらい贅沢なはちみつの甘さに癒されましたよ〜🤤
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生きやすくなるポイント3【休む時間をつくる】
楽しい予定の後にも休日をいれてください
「繊細さんの本」武田友紀著
刺激に敏感で人一倍疲れやすいので、人一倍休息も必要なんですよね。
私は睡眠不足で原付で寝てしまったこともあるくらい、休むのがへたっぴ。
だから、今は休む自分を責めず、休むのもお仕事。と思って休むようにしています。
詳しくはこちら>>【休むことに罪悪感】休息だって、立派なお仕事
寝・よ・う!!
自分を受け入れて、心に素直に生きていこう
- HSPは病気ではなく、生まれ持っての気質
- 全人口の5人に1人は繊細さん(HSP)
- 4つの性質をすべて備わっているのがHSP(ものごとを深く考える、刺激を強く感じやすい、共感力が高い、5感が鋭い)
- 4つの性質全て当てはまる+チェックリストで12個以上でHSPの可能性が高い
- 自分を受け入れて対策していくことが大切
繊細さん(HSP)の概念が広がったのは、本当にここ数年ですよね。
まだまだ、自分が繊細な気質を持っていること、生きづらさの原因が気質だということを知らない方も多いのだと思います。
HSPは病気でなく、気質です。治そうとするのではなく、自分を受け入れて、うまく付き合っていくのが大切だと思うんです。
繊細はことで「気にしすぎてしまう」「深く考えて時間がかかってしまう」などネガティブに考えてしまうことも多いかもしれません。
だけど、短所と長所は考え方次第だとも思うんです☺️
「他人の気持ちに寄り添える」「細かなことまで考えられる」「時間をかけてじっくり丁寧に作業できる」「自分の好きなものをより深く味わう」とも言えますよね。
一緒に学んで、自分を受け入れて、心がわくわくする暮らしができるように歩んでいきましょう🌸
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた〜🌸